【復興支援】「奇跡の漆器」輪島朝市の輪島塗「小西庄五郎漆器店」の支援
2024/03/04
日頃より叶 匠壽庵をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
寿長生の郷では伝統工芸である輪島塗の製造・販売を約250年間続けて来られた「小西庄五郎漆器店」さまの漆器を2024年2月23日(金・祝)より販売。
2024年1月1日16時10分に発生した能登半島地震。
「小西庄五郎漆器店」さまは、揺れと火災で大きな被害を受けた輪島朝市の中ほどにございました。
菓子器や盆など叶 匠壽庵は創業当時より長きにわたってご縁をいただいており、今回、火災被害の中でも一部の漆器は奇跡的に無事であったこと、しかし雨漏り等の影響でその漆器の保管も難しい状況にあると8代目小西庄五郎さまより聞き及び、数名の社員で現地へ行き搬出作業をいたしました。
輪島塗という伝統・携わる職人の方々を守っていきたいと諦めずに前を向いておられる小西さまの姿に、我々も少しでも力になれないかと、煤だらけながら奇跡的に残った漆器数百点を買い取り販売することを決めました。
寿長生の郷では銘々皿、茶托、椀、膳や盆を主に並べて、蒔絵が施された豪華な重箱なども置いております。黒く煤が付いた外箱は能登の現状をお伝えしたくあえてそのまま利用。トキが描かれた非売品の飾り皿も、煤が付着していることで一層迫力を与えているように感じます。
【開催場所】叶 匠壽庵 寿長生の郷 イベント会場
【販売日程】10:00〜16:00 (3月20日除く水曜定休日)
※商品が無くなり次第終了予定
小西庄五郎漆器店さまは現在、輪島塗の復興のためにクラウドファンディングを実施。輪島朝市での再建を目指し輪島塗を作り続けたいという想いに関心を寄せていただける方は、ぜひREADYFORのクラウドファンディング詳細ページを訪れてみてください。
輪島塗という日本の伝統文化が未来へ継承されますよう、叶 匠壽庵も和菓子屋としてできることを考え、微力ながら取り組んでまいります。