≪初開催!≫つまみ細工教室
つまみざいくきょうしつ
つまみ細工(江戸つまみかんざし)
つまみざいく(えどつまみかんざし)
江戸時代に起源を持つつまみ細工は、元々は着物の端切れなどを折りたたんで花などを作り、小物などに装飾したところからはじまりました。町民文化の発達に伴って一般の婦女子の間でもお裁縫などと並んでお稽古事としても学ばれるようになり、装飾品としてのかんざし文化が確立されていきました。同時に売物としてのつまみかんざしも職人により様々な形で進化していき、歌舞伎(代表作:藤娘)や舞妓さんをはじめとした芸能の世界でもつまみかんざしの地位が出来上がっていきました。
現代では七五三や成人式の際の髪飾りとして残ってきたつまみ細工ですが、習い事としての歴史があることから最近では趣味のクラフトとしても注目を集めるようになってきました。
道具も少なく場所も取らず気軽に楽しめることから、主婦の方々をはじめとして様々な楽しみ方をされるようになってきたつまみ細工ですが、一方で伝統的なつまみ細工の技術者(職人)は減少を続けており、市場の減退から後継者も育たないという問題を抱えています。
つまみ細工一凛堂では、東京都の伝統工芸に指定されている「江戸つまみかんざし」の伝統技法を正しく後世に伝えていくため、荒川区無形文化財保持者であり現役つまみかんざし職人の「戸村絹代」氏を特別顧問として、この伝統技法を教える講座なども開講しております。
同時につまみ細工を和装文化以外の世界へと提案することで、新しい市場を作っていく試みをしております。
詳しくはこちら