100年の里山づくり

100年の里山づくり

1985年、叶 匠壽庵は千年の歴史を持つ里山を受け継ぎ「寿長生の郷」としました。
現在、寿長生の郷 六万三千坪には約350種の樹木と320種の草本が認められ、その上に私たち人を含むさまざまな生き物の暮らし、営みがあります。
2016年、叶 匠壽庵はこの自然環境を100年先に届けるため、社内有志からなるチーム「里山プロジェクト」を発足させ、全社に山林整備活動への参加を呼びかけはじめました。翌年には生態系の豊かさの指標としてニホンミツバチ養蜂に取り組み、これをきっかけに山林整備活動名を「ニホンミツバチと暮らす郷づくり(略してミツサト)」としました。
これからも山林の整備やニホンミツバチ養蜂などを通じて活動の輪を広げながら、地域に支持され、将来の人々の財産となる100年の里山づくりを続けていきます。

 

里山:人と自然の仲のいい風景。田んぼ、果樹園、雑木林、ため池、水路などが入り組む里山には、独自の豊かな生態系が育まれてきました。この環境を維持するために人は欠かせない一員。里山の自然はいつでも私たちを呼んでいます。

 

 

2016年  里山プロジェクト発足

2017年  山林整備活動「ミツサト」スタート

記念する第1回目には、全国の店長さんが寿長生の郷に集結しました。

みんなで里山を守ろう!鬱蒼としていた桜山に陽が入るようになり、ヤマザクラが大きく育ってくれるでしょう!

 

2018年  山のテラス 整備

もっと山に親しめるよう、またミツサトの拠点として、テラスを作りました。

 

梅林が一望できるので、3月梅の花が満開になるとまるで白い絨毯のような景色を見ることができます。

 

2018年  地域のこどもたちと里山体験

滋賀県草津市“やぐら情熱こども隊”のみんなと5月・10月の2回にわたり、雑木林の手入をしました。太い木もめげずに頑張りました。

 

2018年  第4~6回ミツサト

ミツサトでは、部署関係なく新入社員もベテラン社員も一緒になって頑張ります。

縦や横のつながりができることもミツサトの良さ!

 

できたてテラスの上で「はいチーズ!」

 

2019年  第7・8回ミツサト

1年後には元通りになってしまう自然のたくましさに感嘆しつつ、地面に陽が差すよう、新芽が育つよう、手を入れました。

 

2019年  里山稲作体験(全4回)開催

お客様と一緒に田植え、生きもの観察、稲刈り、ワラ網を通して、里山暮らしの一端を体験しました。

私たちも勉強の連続でした。

 

2020年  第9回ミツサト

新型コロナウィルス発生。混乱と制約の中、どうにか開催できました。久しぶりの活動。山はすっかり鬱蒼とし、継続して行うことの大事さをしみじみ実感。

 

2020年  しが生物多様性取組 3つ星認証

滋賀県より、環境や資源の保全再生に取り組む企業として、叶 匠壽庵は、しが生物多様性取組認証の3つ星を受けました。

2021年  第10回ミツサト

ミツサトはまず、各班のリーダーから、目的や目標を聞いてスタートします。

残す植物、伐採する木、整備する場所の植生に理解を深めながら、作業を進めます。

 

 

2022年  第11回ミツサト

来春の内定者との交流しながらのミツサト。入社する前に、まさか軍手をつけてのこぎりを持たされるとは思わなかったでしょう。

最後には班の人ともなじみ、笑顔が垣間見れました。

 

2023年  叶 匠壽庵 公式アンバサダー2023の皆様と

アンバサダーの皆様と植樹をしました。

山の斜面を掘り起こすところからはじめる”リアル植樹”には「おもしろかった!」と

の感想をいただきました。

もっと多くの方とともに未来を。次への力が湧いてきます。

 

▶ 活動の様子

2023年  山茶の復活

寿長生の郷の地元・大石龍門地区では、お茶を生業としていた名残で、山にはお茶の木が自生しています。山茶です。山間部で飲まれていた昔ながらのお茶のスタイル。

その復活に思いを馳せ、草木に埋もれていた茶の木を救出しました。

2023年  自然共生サイト認定

寿長生の郷は「生物の多様性が図られている区域」として、環境省より自然共生サイトに認定されました。

 

▶ 自然共生サイト 認定のお知らせ

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。