閼伽井(黒蜜きなこ)

あかい(くろみつきなこ)

三つの餅に、功徳の願い

叶 匠壽庵が商いを始めたのは、深い歴史をもつ三井寺のほど近く。その古刹に今も湧く「閼伽井屋」の水は天智・天武・持統の御三帝の産湯に使われたと伝えられています。功徳の願いを込めて、三つの餅にあらわしました。

コシのあるしっかりとした羽二重餅に滋賀県産の大豆を使用したきな粉をまぶします。黒蜜をかけてどうぞ。

 


 

単品:税込216円(本体200円)

閼伽井(黒蜜きなこ)5個入:税込1,188円(本体1,100円)

閼伽井(黒蜜きなこ)10個入:税込2,376円(本体2,200円)

 


 

販売期間:通年(季節によりパッケージ変更)

賞味期限:製造日より30日

 

特定原材料等28品目:乳成分・大豆

原材料名:

【餅】砂糖(国内製造)、もち米、水飴、きな粉/酵素、乳化剤、(一部に乳成分・大豆を含む)
【黒糖蜜】黒砂糖(国内製造)、上白糖、液糖/増粘剤(加工でん粉)

 

栄養成分表示(推定値):1包装(餅3個、黒糖蜜6g)当たり

熱量139kcal、たんぱく質2.0g、脂質1.1g、炭水化物30.4g、食塩相当量0.015g

 

閼伽井(黒胡麻)

あかい(くろごま)

【4月15日~新登場】

香ばしく風味豊かに焙煎した黒すりごまを羽二重餅にまぶしました。沖縄県産黒砂糖を使用した黒蜜をかけてお召し上がりください。

 


 

単品:税込249円(本体230円)

閼伽井詰合せ5個入(黒蜜きなこ3個、黒胡麻2個):税込1,253円(本体1,160円)

閼伽井詰合せ10個入(黒蜜きなこ5個、黒胡麻5個):税込2,538円(本体2,350円)

 


 

 販売期間:2026年4月15日~通年

 賞味期限:製造日より30日

 

特定原材料等28品目:乳成分・大豆・ごま

原材料名:

【餅】砂糖(国内製造)、もち米、水飴、黒ごま/酵素、乳化剤、カゼインNa、(一部
に乳成分・大豆・ごまを含む)

【黒糖蜜】黒砂糖(国内製造)、上白糖、液糖/増粘剤(加工でん粉)

 

栄養成分表示(推定値):1包装(餅3個、黒糖蜜6g)当たり

熱量154kcal、たんぱく質1.5g、脂質2.5g、炭水化物31.8g、食塩相当量0.01g

 

ご購入:全店舗

 

おかげさまで 銘菓 閼伽井 六〇年

創業者が商いを始めたのは、深い歴史を持つ三井寺のほど近く。近江をうつし、この地に愛される菓子を。「閼伽井」が誕生し、おかげさまで六〇年。

 

三井寺長吏の記憶

叶 匠壽庵を創業された芝田清次さんが、当時、長吏だった父のもとを訪ねられ、三井の霊泉「閼伽井」のお菓子をつくりたいと依頼されたことを憶えています。以来、銘菓として歩み続けて六〇年を迎えられるという。誠によろこばしい限りです。三井寺ゆかりの歴史ある近江の銘菓を言祝ぐと共に、これからも愛され続けることを願ってやみません。

天台寺門宗総本山三井寺 長吏 福家俊彦

 

写真:三井寺・金堂(国宝)と閼伽井屋(重要文化財)※三井寺提供

 

三井の霊泉

「閼伽(あか)」は仏教において清らかな水・聖なる水を意味し、祈りを込めてお供えの水や産湯に使われます。

三井寺の三井の霊泉は天智・天武・持統の御三帝の産湯に使われたと伝えられています。三つの餅に功徳の願いをこめてその銘をいただきました。

 

写真:閼伽井屋(重要文化財)内 ※三井寺提供

 

心を紡ぐ

菓子づくりに心を尽くして六〇年。
その手が語るのは忘れてはならない菓匠の精神。
今、次代へ繋ぐ。

 

閼伽井誕生と同年に入社した山川正。「一日中、若い職人で餅練りをしたなぁ」。発売当初は製造から包装まで手作業だった。今も現役で若い職人に手ほどきする名匠が見せるのは菓子づくりの精神。心を尽くせば確かにお客様に伝わる、そのことは忘れてほしくないと語る。

 

名匠・山川正(やまかわ ただし)
1965年、職人見習いとして15歳で入社。
1978年、パリで開催された砂糖菓子の国際展覧会「Sucre d'Art」でグランプリを受賞。

 

和菓子であなたのキレイを応援します

いつでもどこでも

封を開けるとカップに楊枝もついている「閼伽井」。

コンパクトな大きさで、形も崩れにくいため、ぱっとカバンに入れることができます。いつでもキレイをチャージ。忙しい女性の味方です。

閼伽井(黒胡麻)の栄養価値について
⿊を重ねる、滋味のかたち

たっぷりの⿊すりごまに、⿊蜜をとろりとかける。
重なり合う⿊が、奥⾏きのある味わいを⽣み出す。

⿊には、古くから「養う」という意味が重ねられてきました。東アジアの伝統医学では、「⿊」は「腎」に対応し、⽣命⼒や⽼化と関わる象徴的な⾊とさ れています。⿊ごまは「補腎」の代表的な⾷材として、体⼒低下や⽩髪と結びつけて語られ ることも少なくありません。

こうした考え⽅は伝統医学に基づくもので、現代医学とは異なる概念です。ただ興味深いのは、⿊ごまの主要成分であるセサミンやセサモリンといったリグナン類に、 抗酸化作⽤が報告されている点です。セサミンは体内で代謝され、脂質過酸化の抑制や酸化 ストレスの低減に関与する可能性が⽰唆されています。また、ビタミン E の代謝にも影響し、その働きを助ける可能性があるとされています。

「滋養」や「⽼いをゆるやかに」といった伝承の⾔葉は、抗酸化という現代栄養学の概念と、 どこか響き合っているようにも感じられます。

また⼤切なのは、ごまを「すりごま」として⽤いている点です。ごまは外⽪が硬く、粒のままでは脂質やリグナン類の吸収率が低いことが知られていますが、すり潰すことで細胞壁が壊れ、体内での利⽤率が⾼まると考えられています。

 

⿊蜜(⿊糖)にも、わずかながらポリフェノールやカリウムなどのミネラルが含まれること が報告されています。

 

ただその量は多くはなく、主成分が糖質である点は変わりません。餅や糖蜜は⾎糖値が上がりやすい⾷品として知られていますが、ごまの脂質や⾷物繊維が 加わることで、その上がり⽅もやや穏やかになることが期待されます。脂質の添加が⾷後⾎ 糖の上昇を緩和することは、栄養学的にも⽰されています。

 

さらに、⿊ごまはカルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などを⽐較的多く含みます。 とくにマグネシウムはエネルギー代謝酵素の補因⼦として働き、筋機能や神経伝達にも関与 します。ただしフィチン酸の影響を考えると吸収率は限定的で、主たる供給源というよりは 補助的な位置づけとするのが適切と⾔えます。

こうして⾒ていくと、「⿊を⾷べる」閼伽井(⿊胡⿇)は、
・即時的なエネルギー(餅・⿊蜜)

・良質な脂質(⿊ごま)

・抗酸化成分(セサミン・ビタミン E)

・微量ミネラル

・⾷物繊維

をあわせ持つ構成になっています。

 

薬膳における「⿊は腎を養う」という⾔葉を、そのまま科学的事実とすることはできません。 しかし、抗酸化や脂質代謝、ミネラル供給といった現代栄養学の知⾒と照らし合わせると、「⿊=滋養」という⽂化的な感覚は、決して的外れなものではないことに気づかされます。

 

⿊を重ねるこのお菓⼦は、

伝統の知恵と現代の科学が静かに重なり合う、滋味のかたちです。

 

参考⽂献

Namiki M. The chemistry and physiological functions of sesame. Food Reviews International. 2007;23:1‒27.

Hirata F et al. Hypocholesterolemic effect of sesame lignan in humans. Atherosclerosis. 1996;122:135‒136.

Yamashita K et al. Sesame seed and its lignans produce marked enhancement of vitamin E activity in rats. J Nutr. 1992;122:2440‒2446.

Fukuda Y et al. Contribution of lignan analogues to antioxidative activity of refined unroasted sesame seed oil. J Am Oil Chem Soc. 1986;63:1027‒1031.

Jenkins DJA et al. Glycemic index of foods: a physiological basis for carbohydrate exchange. Am J Clin Nutr. 1981;34:362‒366

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