あじさい|叶 匠壽庵
2024/06/01
花びら?
一般的に多く見られるものはセイヨウアジサイで、もともとは日本に自生していたガクアジサイが母種で逆輸入されたものです。
また意外なのが、花びらに見えるものは花びらではなく萼(がく)になります。花びらと思われている部分は装飾花で、本来の花は中心にある小さな球体の部分になります。
語源
「あじさい」の由来は、「あづ(集まる)」+「さい(さあい…真藍)」で「青い花が集まって咲く」という意味が語源です。
色
酸性土壌では青色、アルカリ土壌ではピンク色になります。ちなみに、白い紫陽花は色素(アントシアニン)をもっていないので白くなるそうです。
山紫陽花
郷に咲く山紫陽花は50cmほどの背丈のものもあり、ぽつぽつと群がって咲いています。見た目はガクアジサイと間違えそうですが、山紫陽花は小型で枝も細く、葉につやがなく、色が薄いのが特徴です。(ガクアジサイは葉につやがあります。)
花言葉
色が土壌によって変化することから…移り気、心変わり、家族の結びつき、忍耐強い愛、切実な愛…さまざまです。