金魚|叶 匠壽庵

金魚|叶 匠壽庵

2024/07/20

「金魚」を描いた季節の掛け紙のご紹介です。

(お取り扱い(7月下旬~8月下旬ごろ):各店舗、お電話注文、オンラインショップ(8月1日~31日出荷分))

 

※オンラインショップにつきましては、8月1日(木)出荷分からとなります。

 

感謝の気持ちやちょっとしたお手土産、季節の掛け紙をそっと掛けて。

金魚

きんぎょ

太陽の光を浴びてキラキラと光輝く水面に、涼やかな水辺で元気に、優雅に泳ぐ、三種類の金魚。

ゆらゆらと揺らぐ水草は、時間の流れを緩やかにし、夏の暑さを忘れさせてくれます。

夏の風物詩として「金魚の掛紙」をどうぞお使いくださいませ。

ルーツ

金魚は数千年前に中国の長江の流域で、フナの仲間が突然変異したモノがルーツとの説が定説となっています。

金魚は突然変異しやすい体質で、元々はヒブナから派生した、細長く赤い魚「和金」が全ての種類のルーツだそう。

次から次へ品種改良され、現在のような様々な色や形の金魚が生まれています。

 

高級

江戸時代初期は金魚は大名などの富裕層だけが飼える、貴重で高級なペットでした。江戸後期になるにつれて養殖業が開始され、一般的なペットとなり、ガラス製の丸い容器の金魚鉢が普及したのは大正・昭和に入ってからだそうです。

 

いろいろ

金魚で代表的ともいえる「出目金(でめきん)」「琉金(りゅうきん)」「丹頂(たんちょう)」などは中国で品種改良されたもの。日本で生まれた金魚は、「蘭鋳(らんちゅう)」「江戸錦(えどにしき)」「桜錦(さくらにしき)」「朱文金(しゅぶんきん)」。他にはアメリカ生まれの「コメット」、ヨーロッパ生まれの「ブリストル朱文金(しゅぶんきん)」などがあり、世界各国で品種改良がおこなわれています。

 

 

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