あも歌留多(最中種)春
あもかるた(もなかだね)はる
春を愛でる。
「あも歌留多」に季節限定の春の絵柄が登場。
叶 匠壽庵の本社がある「寿長生の郷」では、節分を過ぎると動植物が目を覚まし、春の訪れを喜ぶかのように活動をはじめます。
そんな里山の情景を春の和歌と共にお客様にも感じて頂きたいと思い、百人一首の春の和歌とそれをイメージした絵柄を描きました。
滋賀県産のもち米(滋賀羽二重もち)の最中種で「あも」を挟んで、さくさくの手作り最中としてお召し上がりください。
通常のあも歌留多のご紹介は こちら
1箱(2枚入×8袋):税込1,080円(本体1,000円)
※最中種のみ入っております。
最中種2枚入(おもて1枚・うら1枚)の袋が8袋入っております。
「あも」は別売りです。
販売期間:2023年2月15日(水)~4月中旬 ※無くなり次第終了
賞味期限:製造日より180日
特定原材料等28品目:使用なし
ご購入:全店舗(一部店舗除く)
絵柄のご紹介
小野小町
おののこまち
花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに
〈 現代訳 〉 花の色もすっかり色あせてしまいました。 降る長雨をぼんやりと眺めいるうちに。 ( わたしの美しさも、その花の色のように、 こんなにも褪せてしまいました )
花いかだ
儚くも美しい桜。
桜の花は散ってもまた別の美しさを 見いだす。
「花いかだ」で時の流れを あらわしました。
伊勢大輔
いせのたいふ
いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな
〈 現代訳 〉 昔、奈良の都で咲き誇っていた八重桜が 今日はこの宮中で、いっそう美しく咲き 誇っているではありませんか。
八重桜
今も昔も変わらぬ美。
より一層華やかに咲く八重桜に引き 寄せられたメジロ。
春爛漫な情景を 描きました。
前中納言匡房
さきのちゅうなごんまさふさ
高砂の 尾の上の桜 咲きにけり 外山の霞 立たずもあらなむ
〈 現代訳 〉 高砂の峰にも桜の花が咲いたようだから、 ( その桜を見たいので ) 手前の山の霞よ、 どうか立たないようにしてくれないか。
春霞
愛おしい春景色。
今か今かと待ち焦がれる時間は、愛 おしくも儚いひと時。
揺れ動く心情 をあらわしました。
紀貫之
きのつらゆき
人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける
〈 現代訳 〉 さあ(どうでしょう)、(住む)人の心(が変わっ たかどうか)はわかりませんが、古里では花 は昔の香りのままに匂っています。
また、古今和歌集の詞書には『梅の花を折り て詠める』とあるので、「花」は梅になります。
紅白梅
記憶に残る香り。
ふんわりと甘く漂う香りは、懐かしくも どこか切ない。
優しく香る故郷 ( 寿長生 の郷をイメージして ) 描きました。