清見オレンジ
温州みかんとオレンジを合わせた「キレイ」
みかん色が「からだの元気」につながる
みかんとオレンジの交配種である清見オレンジの色素成分には、β-クリプトキサンチンが豊富。
β-クリプトキサンチンの抗酸化作用はカロテノイド類のなかでも高いとされ、
肝臓の機能低下抑制や骨の健康の維持に有効である可能性が示されています。
「ストレスを癒やしたい」ときの一口
清見オレンジは、ストレス軽減効果やリラックス誘導作用が期待されている
γ-アミノ酪酸(GABA)を含みます。また、香気成分にもアロマテラピー効果があると言われています。
捨ててしまいがちな部分に「キレイ」のヒントが
内果皮(袋の部分)や外果皮(白いスジ)の部分に多く含まれるヘスペリジンには、
毛細血管を強化する作用や血圧降下作用があると報告されています。またこの部分には食物繊維も多く含みます。
日本で育成・公表された最初のタンゴール
清見オレンジはミカン科ミカン属の常緑小高木で、柑橘類の一種。
温州ミカンと外国産のトロビタオレンジを交配させたもので、日本で育成・公表された最初のタンゴールだといいます。
また「みかん」の漢字は蜜のように甘い柑橘の意で、「蜜柑」「蜜橘」「樒柑」などと表記されます。
古くから紀州はみかんの産地
みかんは、江戸時代までは温州みかんより小さく、種のある紀州みかん(小みかん)のことだったそうです。
17世紀に栽培が盛んになり、当時紀州を治めていたのが「徳川御三家」と呼ばれる紀州徳川家の祖、
和歌山藩主の徳川頼宣だったそうです。