【葛焼き染め筆】
歴史に想いを馳せる──
やわらかく香ばしい、黒豆と小豆の素朴な葛焼き。濃薄の異なる二つの味は、紫式部が『源氏物語』を執筆する際に使用したと伝わる硯に彫られた「鯉」と「牛」を表現しました。まずはそのまま。そして墨汁を垂らすように、お好みで黒蜜をかけて。
歴史に想いを馳せるひとときをお過ごしください。
【イートイン】黒豆・小豆 各1個(黒蜜・ほうじ茶付):税込600円
販売期間:販売休止中
今宵は十五夜なりけり___
語り -壱-
石山寺に参籠した紫式部が、琵琶湖に映る満月からこの一節を書き起こしたことから『源氏物語』は生まれた。千年経った今も人々は、紫式部ゆかりの地として石山寺に足を運び、当時へと想いを巡らせている。紫式部がこの偉大な物語を執筆する際に用いたと伝えられる「古硯」が石山寺に現存する。多くの物語を生み出してきた硯が時を経て、叶 匠壽庵の和菓子「葛焼き 染め筆」として現代で新しい物語を紡いでいく。
黒豆と小豆。やわらかく香ばしい、素朴な葛焼き。
濃薄の異なる二つの味は、古硯に彫られた「鯉」と「牛」を表現。まずはそのまま。お好みで墨汁を垂らすように黒蜜をかけ、歴史に想いを馳せるひとときを。