ごま
香り豊かな個性が創る「キレイ」
古くは薬だった胡麻。
クレオパトラの美の秘訣は〝セサミン〟だった?
600 年前、アフリカのサバンナで栽培された「ごま」。クレオパトラも美と健康のために使っていたとか。
豊かな香りや栄養成分の豊富さから『不老長寿の薬』とされ、その価値は金と同じだったそう。
ごま1 粒が牛1頭分に匹敵するほどの高価で、太古の昔から女性にとって美容と健康を叶える魔法のような食材である。
和食文化に深く密着する胡麻。
古くから胡麻は食文化に根付いている。
稲作よりも早く縄文時代に中国大陸から伝わり、獣肉に替る貴重なたんぱく源として重宝された。
庶民が口にし始めたのは江戸時代からで、代表的な料理はゴマ油で揚げた天ぷらだとか。