抹茶
茶葉まるごとを味わう「キレイ」
「春に悩める」方の対策のひとつとして。
抹茶に含まれるカテキンには、抗菌・殺菌、活性酸素除去、コレステロール低下、
体脂肪低減に対する作用の他、アレルギー性鼻炎の症状軽減など抗アレルギー作用も期待されています。
うま味成分を「気になる体調」に活かす。
抹茶に含まれるアミノ酸、うま味成分であるテアニンには、リラックス効果が期待され、
睡眠の質の改善やPMS(月経前症候群)のイライラなど精神的症状の改善の可能性が示されています。
いろいろな「ビタミン補給」の役割も。
緑茶の茶葉には、様々なビタミン(A・K・E・葉酸など)が含まれます。
茶葉成分をまるごと摂取できる抹茶は、これらの不足を補う効果が期待されています。
本格的な茶の栽培は、平安時代。
日本で本格的な茶の栽培が始まったのは、平安時代で滋賀県と言われています。
最澄が 805 年に唐より茶種を持ち帰り、比叡山麓坂本に植え、次いで 806 年に弘法大師が茶種と石臼を持ち帰ったことから始まったそうです。
茶は古くは薬だった。
茶が薬用として珍重されてきたことは、栄西禅師の「喫茶養生記」にも
「お茶は養生の仙薬なり。延命の妙術なり。山谷これを生ずれば其の地神霊なり。人倫これを採れば其の人長命なり」と書かれ、
当時、薬用的な位置づけが強かったそうです。そのことから「茶」は「薬」という認識で、一杯の茶ではなく、一服の茶と使われています。