さつまいも
甘美な「キレイ」を 掘り起こす
さつまいもの由来
1698 年、種子島の島主・種子島久基が、琉球王国のさつまいも(甘藷「かんしょ)の噂を聞き、
送ってもらったことで薩摩に広がり、八代将軍の徳川吉宗の時代に蘭学者の青木昆陽によって
全国に広がったと言われています。
食文化が花開いたのは江戸時代
京都に焼芋屋が登場し、焼いたのが栗の味に似ていたので「栗(9 里)にはやや及びませんが」という洒落で
「八里半」と名付けたとか。
その後、江戸に伝わり、小石川の焼芋屋が「栗(九里)より(四里)うまい十三里(9+4=13)と洒落て
「十三里」の看板を掲げ、これが江戸っ子にウケて大ヒット商品となり「さつまいも=十三里」が定着したのだそう。