こういうのを横目でスルー、がいつの間にか身についてしまいました。ほんとなら「これ何？」「どうして？」「なんていうの？」と目をキラキラさせたい。いけないいけない、恐ろしい。
さて、これから赤く染まろうとするガマズミの実の一部がモフモフ真ん丸に膨らんでいます。虫が卵を産み付けた「虫こぶ」だな、という所までは分かっているからフフフンでそれ以上は取り合わない。いけないこれがいけない。調べました。
虫こぶにはそれぞれ名前がついているのですが、その名前のつけ方の決まり事が明解で面白い。植物名（ガマズミ）＋虫こぶのできた場所（実）＋虫こぶの形状（毛）＋フシ = ガマズミミケフシ。すっごーい！ついでにもう一つ。中にいる虫は、ガマズミミケフシタマバエというそうです。ハエと聞くとなんですが、タマバエはわずか数ミリの蚊のように淡い羽虫です。（たんざわ）