里山のおはなし

里山のおはなし

花のおはなし

オンツツジ

2025/05/01

郷のオンツツジのはじまりは、里山館前の一本でした。堂々とした枝ぶり、絶妙な花色と立派さにすっかり魅せられて、小さい苗木を買って心穏堂前の斜面にいくつか植えました。それがいま大きく育って山を…

御衣黄と鬱金

2025/04/19

「緑色のサクラ」ということでギョイコウが話題になったのはもうずいぶん前のことですが、いまでもこのサクラを楽しみにしてくださる方がいらっしゃるようです。兄弟分?の黄色いウコンも見ごろです。駐…

モミジの花

2025/04/15

私の先生が、見える景色は歩く速さでまったく変わってくるものだと言っていました。だから、その速度を左右する道のつくり方、植栽の位置などは大事だ、と。小さなイロハモミジの花にこれまた小さい虫が…

講武侘助

2025/04/14

椿の話をすればそれだけで半年が過ぎてしまいます。というのも、郷では早いものは10月から、遅いものは5月まで、半年以上かけて約200品種の椿が咲き続けるからです。というわけで、絞ってご紹介するのは…

クサノオウ

2025/04/13

これだから自然は。クサノオウ、今は亡き会長がこの花に大喜びしたのはもう10年以上前のこと。守ろうとしたけれど、一年草ゆえの難しさもありいつの間にかいなくなってしまっていました。今日、辺鄙な郷…

ただいまイカリソウがまっ盛りです。いっちゃ何だけど、やかましいくらいあっちこっちに咲いています。白のイカリソウ、いいなあ。(たんざわ)

落ち葉に埋もれたムラサキケマンの青葉を見たのも今は昔。春の陽を受けて、オリジナルで気品ある花を咲かせています。(たんざわ)

コブシ

2025/04/03

モクレン科の花は原始的な姿をとどめる地上最古の花、といわれたりします。といってもモクレン科植物にもいろいろあります。大昔、まだヒトも誕生していなかった頃、このコブシの美しさに惹かれ集まって…

もう立派に立ち上がり満開の株もある一方、こちらはまだ地面にうずくまっています。野の花みちは個体ごとの変化や個性で彩られています。こんなちがいから何千、何万年かけて変種、亜種が出てくるのでし…

カタクリ蕾

2025/04/02

見逃しちゃった、と残念に思っていたカタクリのツボミに会えました。担当者の名誉挽回、とまではいえませんが、ちょっとホッとしました。考えてみればこんなことも、自然の多様性がもたらす「ゆとり」な…

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