里山のおはなし

里山のおはなし

花のおはなし

心穏堂の横の池ではじめて見る植物、キョウチクトウ科のタチカモメヅルというそうです。湿った草地が生息地ですが、湿地の喪失や除草剤の使用で数を減らしているとのことです。白いノリウツギに絡まって…

センニンソウ

2025/09/05

八代池周りのヤブの草刈り、繁茂するススキとワラビの下に潜り込んで進みます(ワラビって2mも伸びるのです)。立ち上がった瞬間目に飛び込んだセンニンソウの花。遠目には白い花が光の反射のように映る…

秋の光は踊る

2025/09/01

夕方5時の帰り道、9月の花が咲いています。レンズを向けると白に黄色にオレンジに光は揺れてどれが花か葉なのか反射なのか。二十四節気の中でもなぜか白露は特別です。毎年このころ心動く出会いや発見が…

ナツズイセン

2025/08/18

昔中国から渡ってきた帰化植物、ヒガンバナの仲間です。私が着任した20年ほど前にはひと株だけだったのが、いまは3ヶ所くらいで咲いていて、種で移動したものと思われます。日本の野草がテーマの野の花み…

朝のツユクサ

2025/08/18

一日花のツユクサを朝に撮るのは初めてかもしれません。まだ開きたての傷ひとつない姿です。新しくみずみずしい命を目にすると、祝福という言葉が浮かびます。(たんざわ)

ユウスゲ

2025/07/23

日の暮れるころ、やっとこさ野の花みちへ。草むらの中から夏の花が首をあげています。銘々がここだよ、ここだよ、とオレンジや白や赤や紫色の印をかざすなか、ユウスゲは薄っすらと何も語らず揺れていま…

サギソウ

2025/07/23

ここだったか~、やっぱりここだったか~と感慨もひとしお、ついにサギソウが活着してくれました。実をいえば「やっぱり」ではありません。この数年、販売所で売れ残った球根をここは?あそこは?と手探…

ウツボグサ

2025/07/03

名の由来は、武士が弓矢を入れて背負う道具「靫/うつぼ」に似ているから、といわれても。むしろ怖い顔をした魚の顔が浮かびます。いずれにしても物騒なウツボ・うつぼ。そんな名前とは関係なく、毎年6月…

ガクアジサイは海岸の崖っぷちが本来の居場所というのだから、大石龍門の里山にあるのは人が好んで植えたに違いない。そのとおりで、5年ほど前に植えたのが見れるようになってきました。これからは剪定が…

ノカンゾウ

2025/06/30

うおおお、と思わずうなっちゃう、ノカンゾウ、夏の花、もうこんなことになっていたか。キキョウも見えます。一週間も留守をすればこのとおり、野の花みちは大きく呼吸しながら季節を呼び込んでいます。…

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。