里山のおはなし

里山のおはなし

花のおはなし

秋の足元

2021/09/07

あれだけ気持ちよく汗をかかせてくれた夏は、挨拶もなしにどこかへ行ってしまったよう。朝方の涼しさも相まって、「つれないなぁ」と少し寂しく思う。 気づけば郷の小径には秋が散りばめられ、何かと鈍感…

センニンソウ

2021/09/06

仙人草と書くキンポウゲ科のつる植物です。この花には会える年と会えない年があります。会いたいと思ったら無精にしていることです。気がかりでも手つかずでいる道脇に藪をつくって咲いています。 きれい…

水田の雑草

2021/09/03

水田の雑草除去をしました。雑草といってもちゃんと名前があり「コナギ」という水生植物。 花もキレイなんですが(今は蕾の状態でした。)稲への肥料を吸収してしまうので除去しなくてはいけません。稲の…

秋海棠は江戸時代初期に、観賞用として中国大陸から渡来したそうです。松尾芭蕉の詠んだ『木漏れ日の沢に清(すが)しき秋海棠』 秋ですね。 真ん中の黄色い葯はいつも“ミモザ”という、ケーキの上の砂糖…

午後、草刈りの手を休めて見上げると、あ! クサギの上を黒いアゲハがひらひらと舞っています。当然カメラで追うのですがこの組合せ、うまく撮れた試しがありません。影絵のような一コマになってしまいま…

ヤブラン

2021/08/26

花の少ないこの時期、木陰に浮かぶさわやかな紫色は小さな喜びを与えてくれます。 暗い場所が似合うのに、光が足りないと花穂は上がってきません。こちら、池の縁に陣取った一株は上手にたくさんの花を咲…

稲の穂

2021/08/25

花にも気づかないうちに稲が実を結んでいました。もう穂はしなっています。雨続きだったとはいえ、不覚です。 畦ではツリガネニンジンも咲きはじめていました。根っこが人参のように立派なのでこの名前で…

茶の実

2021/08/22

これは何でしょう。 ツバキ科であるお茶。お花も似ているけど、実も似てますね。おしりのような形が可愛いです! お茶は自家不和合性の植物で同じ品種同士では結実しないので、なかなかお目にかかれない…

ツバキの摘蕾

2021/08/19

続けてツバキのおはなしです。 春に植えたツバキの苗がたくさんつぼみをつけています。花を咲かせ実をつけるのは出産と同じ大仕事。移植当年でまだ不安定なことと、枝葉を伸ばして欲しい、花は少なめの方…

ツバキの実

2021/08/18

これは何でしょう。 わたしは郷に来るまでは存在を知りませんでした。花は見ていても、その後に成るこんな大きな実は見えてなかったんですね。この中に種があり、次世代に繋いでいきます。椿油も種から取…

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。