里山のおはなし

里山のおはなし

花のおはなし

シライトソウ

2021/05/25

雨の多いこの時期、濃い緑色の草木の中に白く浮かび上がります。 ラテン語名のChionographisは「雪の筆」を訳したもので、その名の通り、可憐で知的な雰囲気を持っています。(たま)

ササユリの蕾

2021/05/24

ある日のこと、いまは亡き先代会長から着信。今度は何の指令かな? 「たん(たんざわ)、ササユリよう咲いたなあ!花畑ゆうほどやないけど、こんだけあったらええわ、なあ!」 ササユリは野の花担当者が…

エゴの花

2021/05/22

こぼれ落ちてはじめて知れる、エゴが咲いています。里山にはありふれた木で、ここにもあそこにも、地面に白い花だまりができています。(たんざわ)

ノアザミ

2021/05/18

一般に5月の花といえば…バラかな?アヤメ?フジ?総数で言うとツヅジかも? 里山では周りの緑が濃さを増し、花々は春に比べるとさりげない印象です。白や紫が目立つ気もします。 ノアザミもそんなひとつ…

花が片側を向いて咲く様子を、寄せる波に見立てたそう。「コバノ」は、「小葉の」。花は5mmほどで小さくてかわいらしい。群生しているので、そこら一帯は紫や白の小さな波が立っています。(たま)

セリバオウレンの種実です。立派です。 早春に咲く花は直径1cm、うっかりすると見過ごす大きさですが、こちらは3cmはありそうです。 セリに似た葉っぱからセリバオウレン。キンポウゲ科の植物です。(…

ズミ

2021/05/10

ズミは痛い木です。枝ぶりが荒く、短枝は鋭く、材は硬い。 でもこの時期見せる愛らしさはなんなんでしょう?素朴な花、細かく打つ葉の清々しさ。 コナシ/小梨という別名も素敵です。バラ科リンゴ属。(…

シライトソウ

2021/05/07

木漏れ日のもと、シライトソウが姿を現しはじめました。 シライトソウは背の低い小さな草です。冬は葉を地面に伏せさらに縮こまって寒さに耐えます。春が来ればあっという間に周りの草におおわれます。 …

手のひらに掬って顔を近づけてみれば、未だ遠い夏の気配を感じるようだ。 眩い日差しの下、一面に花開く無数の太陽が瞼の裏に浮かんで消えた。 山羊小屋の近く、数ヶ月後の再会を期待して…(むくだい)

あしもと

2021/05/02

今日は久々の郷さんぽ。普段出来ない分、うんと深呼吸をして新鮮な空気を蓄えながら歩きました。 ふと足元に目をやると、可愛らしい草花が。名前は分からないけども、それでも見入ってしまう。 心前向き…

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