里山のおはなし

里山のおはなし

自然のおはなし

虫の囃子を道連れに 郷の小道を歩くなら 秋の夕日は釣瓶に落ちて 名残の光を芒に灯す(むくだい)

秋の光

2021/11/12

日暮が早くなりました。その代わり日中の陽射しの美しさときたら!先を急ぐ足とは裏腹に心は自然の歩みに惹き込まれてゆきます。この環境から日々、生きる力を与えられているのだと思います。(たんざわ)

朝露

2021/11/01

朝の空気は澄んでいて気持ちがいい。寒くなってきた近頃は特に、凛とした空気です。しゃがんで小さな植物を見てみると、朝露をたっぷり含んでいます。 この水気が朝の空気をつくっているのかもしれません…

落ち葉で腐葉土を作っています。郷の落葉樹の落葉100%です。 ひっさびさに天地返しをすると、宝物がザックザクでした。何だと思いますか?カブトムシの幼虫です。。。この冬土壌改良に使うつもりなので…

秋の足元

2021/09/07

あれだけ気持ちよく汗をかかせてくれた夏は、挨拶もなしにどこかへ行ってしまったよう。朝方の涼しさも相まって、「つれないなぁ」と少し寂しく思う。 気づけば郷の小径には秋が散りばめられ、何かと鈍感…

きのこの写真を撮っていたら、ブーンバチッ!ポタッ私に衝突して目の前に現れたのはオオセンチコガネでした。愛くるしいフォルム、美しい光沢は「歩く宝石」とも。 彼らの役割は、動物の糞や死骸を土に還…

散歩

2021/08/21

木々が生い茂った風景と流れる小川の音が僕は何となく好きで落ち着くので、郷を1人で散歩した時にはいつも立ち止まっています。 でも今日は1人ではなかったんです。ずーっと僕の指先に止まって相手をして…

お気に入りスポットのひとつ。山のテラス横のベンチ。 8月7日(土)は立秋。暦の上では秋の始まりですね。 木陰で感じる風は、僅かながら秋の空気が流れています。 とはいえ、まだまだ暑い日が続きます…

命を包む

2021/07/10

収穫も終わりに近づいた7月。 梅の林に雨は降り、梅雨という季節を肌に感じさせる。 果実の中に種を包み込んだ梅の実。 思えば巣に守られる鳥の卵のように、虫たちが創り上げる柔らかな繭のように、これ…

つゆり

2021/06/19

「梅雨」と書いて「つゆ」読むのはご存知の通り。なら「栗花落」はどうだろう? これは「つゆり」と読む。梅雨入りの時期に栗の雄花が落ちることからこの字が充てられたそうだ。 栗の花が落ちるころに梅…

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