コブシ 2025/04/03 モクレン科の花は原始的な姿をとどめる地上最古の花、といわれたりします。といってもモクレン科植物にもいろいろあります。大昔、まだヒトも誕生していなかった頃、このコブシの美しさに惹かれ集まって…
ショウジョウバカマ蕾 2025/04/02 もう立派に立ち上がり満開の株もある一方、こちらはまだ地面にうずくまっています。野の花みちは個体ごとの変化や個性で彩られています。こんなちがいから何千、何万年かけて変種、亜種が出てくるのでし…
カタクリ蕾 2025/04/02 見逃しちゃった、と残念に思っていたカタクリのツボミに会えました。担当者の名誉挽回、とまではいえませんが、ちょっとホッとしました。考えてみればこんなことも、自然の多様性がもたらす「ゆとり」な…
ヒュウガミズキとトサミズキ 2025/04/01 あれはなんの花?とよく訊ねられるのはヒュウガのほう。低木で細い枝にたくさん花を咲かせます。お庭に欲しくなりますね。それに比べてトサの方は大きく枝ぶりもゴツゴツ荒い感じ。それでも花のアップは…
一週間の城州白 2025/04/01 前年よりもちょっきり一ヶ月遅れで満開を迎えた花は、一週間で咲ききりました。季節の帳尻はこうして合ってくるようです。それでも気になるのは受粉です。たとえミツバチたち昆虫がどんなにがんばってく…
ユキモチソウ 2025/03/31 掛け値なしの春の訪れを、郷ではこのひとが謳います。25年前にこの郷でわたしを山野草の世界に引き込んでくれたのもこのひと。といっても実は滋賀県には自生しない域外外来種、前任者が連れてきたのでし…
キクザキイチゲ 2025/03/30 思わぬところで山野草に出会うことはままあります。それにしても今回はキクザキイチゲ。カタクリがスプリングエフェメラルの女王様ならキクザキイチゲは王様です。どうやら鳥に運ばれてきたらしく、左下…
菜の花とニホンミツバチ 2025/03/30 今年も椋代さんがみごとに咲かせてくれたナノハナ畑。梅まつりにピタリ開花を合わせるのって実はそんなに簡単なことじゃないのです。畝の合間では子どもさんたちがキャーキャー言いながら走っています。…
フキノトウ 2025/03/29 どんどんどんと季節は梅から桜へ。梅が遅かったから、なんていうのは言い訳で、この季節にはいつだって置いてけぼりをくらうのです、気持ちも体もミッションも。そしてこんなにもできあがっているフキノ…