里山のおはなし

里山のおはなし

花のおはなし

セッコクが咲いていました。高い梯子に乗ってグルグル凧糸で幹に取り付けた、それなりに思い入れのあるセッコクたちなのですが、花の時期はあっという間で見そびれてしまう年もあります。今年はラッキー…

人里ならどこにでもある珍しくもないエゴノキ。寿長生の郷でもヤマガラが運んだのでしょうか、あちこち勝手に生えてきます。手入れの時は伐る対象になるのですが、この散り花を見たくて、道沿いの樹はな…

これぞシライトソウ!の風情です。ヤブレガサの間から花穂を立てています。揺らぐ風は優しい。ササユリのつぼみ、コアジサイの気配。もうこれまで何度も言って繰り返しになってしまうかもしれないのです…

湿気った流れ沿いの草引きをしていると、アハっ!チャルメルソウ、こんなとこにいたの。久しぶりです。名前がいいでしょう?チャルメラというラッパに似た楽器に、この果実(写真では種はもうこぼれてな…

柚子の花

2023/05/15

昨年は散々の『ならんどし/成らん年』だったユズ、今年は期待できそうです。まだ咲き始め、ほとんどはつぼみですが、それでもいい香りがしています。鼻の効かない私にもわかるくらいはっきりと香ってき…

草刈りが間に合わず、ちょっと窮屈そうなシライトソウです。ゴメンよ。あっちの草引きとあそこの植栽を終えたら来るからね。(たんざわ)

名前の由来は、未の刻(午後2時)に開くから、とも、閉じるから、とも。えらい違いですね。ただいま朝ドラブレーク中の牧野富太郎博士は、それを確かめるために京都の巨椋池で朝から晩まで張り込みを続…

ときめきました、コウゾの花です。こんなにきれいだとは今まで気づきませんでした。新緑の郷、仕事を忘れたくなります。(たんざわ)

寿長生の郷には一本だけ、サラサドウダンの木があります。野の花みちのコナラの木陰に、高さはおよそ5m。低木と言われるこの樹木の最高樹高に達しています。私の前任者が植えたものと思います。30年40年…

華やかさで目を引く春の花木(コブシモクレンの類、サクラ類、ヤマブキやレンギョウなど)が落ち着いて初夏。あちこちで白い小花を咲かす木に出会います。そしてどの花にも小さい昆虫が訪れています。こ…

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