里山のおはなし

里山のおはなし

花のおはなし

ゆら早生

2021/10/15

おコタでミカン、も今は昔、酸っぱーい!も昭和の話。ミカンはどんどん品種改良が進み、甘く食べやすくなっています。寿長生の郷の「ゆら早生」も平成生まれのミカン。甘みが強く濃厚で、爽やかな酸味も…

秋の夜長、焚き火で暖をとる。ーではなくこれはナギナタタケ。(むらかみ)

ミゾソバ

2021/10/07

気持ちいい季節、いつも居合わせてくれるのはミゾソバの花。あっちでもこっちでも群れになっています。この花が咲くということは、この土地が潤っている証拠です。随分昔に見た旅行代理店のバリ島の広告…

まだ青い葉の間にプロペラ状のものが付いています。これは飾りではなく、種子です。秋まで熟成して枝から落ちる時、風に身を任せ、このプロペラで回転するように舞っていくのです。植物たちも生きていく…

秋の宝石

2021/09/28

朝露に濡れて、鈍くも美しく輝くその様…手のひらで転がしながら思わず見惚れてしまう。 と、ふいに感じるちくりとした痛み。不用意にイガに触れた指先に血が滲んだ。この痛みもまた、この季節の中だけに…

地味な花、初めて見た時そう思った。 次の年、お、今年も頑張って咲いてるな。 そのまた次の年、強風で倒されてもなお立ち上がり懸命に咲く姿に心打たれた。 そして今年、木漏れ日が君のその小さな蕾に光…

彼岸花(別名曼珠沙華) 彼岸の時期になると、田んぼの畦や道路の脇に真っ赤な花を咲かせる。 葉っぱが伸びる前に花が咲く珍しい性質。このことから『葉見ず花見ず』と呼ばれ、昔の人は恐れをなしていた…

小川の流れを覆いつくし、ツリフネソウが咲きはじめました。 水は景観の重要なポイントなので、夏には引き抜きたい思いに駆られるのですが、こうして花を見せてくれると抜かずにいて良かった、と思います…

花には思い出が宿ります。この花をはじめて郷に植えたとき、先代の会長がとても喜んでくれたのを覚えています。少し意外な気がしたのです。静かでさり気ない花をとかく愛する方だったので。 きっと会長に…

エゴの実

2021/09/14

道を歩いていると、どんぐりが落ちているのを見かけるようになりました。実りの季節ですね。 エゴにも実が成っています。季節が進むにつれ、だんだん白っぽくなっていきます。この実の皮にエゴサポニンと…

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。