里山のおはなし

里山のおはなし

satoyama-story

冬イチゴ

2020/12/14

食べて!と言わんばかりに輝きを放つのは、冬イチゴ。木苺の類では珍しく冬に熟すことからこの名前になった。 プチッという食感と甘酸っぱさ。…うん、まあまあである。決してまずいわけではない、まあま…

赤さに誘われて一粒食べると、酸っぱ、しぶ~い!サンシュユの実です。まだ熟してなかったようです…よく見ると、巣?も見つけました。鳥の仕事かな~。(たま)

干し柿

2020/12/04

小春日和はお仕事日より、民家中庭の剪定作業に熱が入ります。あ、休憩忘れてた!と、ちょうどいいところに吊し柿が。元は獣害防除のために収穫した小さな渋柿でしたが、モッタイナイで干し柿へ。 三週間…

すっかり葉を落とした里を歩いていると夏には気づかなかった物を見つけることができました。 柿の枝にぶら下がっているのはメジロの巣。緑色に見えるのは材料に這苔(ハイゴケ)を使っているからで、確かに…

2020/11/30

子供の頃から雨が嫌いだった。 降るな、と願うも雨は無情にも私の上に降り注ぐ。はあ、ため息をしつつ下を向くと、そこにはいつも以上に輝く草花たちの姿がありました。雨を喜んでいるかのように、私を励…

2020/11/27

朝方、ひと一人いない景色の中ゆっくりと、大きく深呼吸。澄み切った空気を肺いっぱいに取り込むと、身体中の隅々までが一気に目を醒ます。 秋のおまつりを無事に終え、ほっと一息ついた里山からは、少し…

カサっ、音はすれど姿は見えず。目を凝らしてようやく発見。落ち葉色のそのカエルはニホンアカガエル。寒さに強く1月~3月にかけて産卵をし、それから冬眠するタフなカエル。 カサっ、と音がしたら少しだ…

小鳥の囀り、小川の音色、冷たい風と体の一部にあたる木漏れ日の暖かさ。 目を開けるとそこはまるで別世界のよう。 ここは野の花観音径。四季折々に魅せるその姿と日本昔ながらの里山がそこにはあります…

気づけばもう秋も終盤。なのにここ最近は予想以上の暖かさに紅葉達も熱ったように真っ赤か! 秋晴れの青空と紅葉の赤色がとてもキレイでした。(これちゃん)

ふっと一息、顔を上げるとそこには小さな出会いがありました。ピョコっと現れたのはシュレーゲルアオガエル。もうすぐ冬眠の時期。しばしの別れ、そして来春また出会えるのを楽しみにしています。(はや…

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