コバノミツバツツジ 2023/03/29 冬芽を守っていた芽鱗(がりん)がもう脱げそうです。ウメ、サクラ、ナノハナなど、春を象徴する花はいくつもありますが、山を見ている者としてはコバノミツバツツジこそ春の里山の花と言いたくなります。「おじいさんは山へ柴刈りに」の柴は、ここ関西ではこのコバノミツバツツジを指していました。人が手を入れなくなり暗くなった旧里山林ではだんだんと姿を消していますが、寿長生の郷では今も山を笑わるほどに咲いてくれます。(たんざわ) 花のおはなし