樹木との付き合い
2025/08/05


来郷くださった方が「森」と表現されるように、寿長生の郷は半分以上が樹林です。40周年を迎えたいま、その樹木たちの枯れ枝や腐朽が目立つようになりました。落枝や倒木で事故が起こっては大変なので、先日も橋から駐車場までの枯れ枝を下ろしました。ここは4ヶ月前にも危なそうな枝はすべて払ったところなのですが、この暑さが樹木たちにもこたえているのでしょう。高木など生やさず、斜面もコンクリート擁壁にしてしまえば楽なのかもしれませんが、土を抑え、酸素をつくり、炭水化物を生みだし、生きものを養い、木陰をもたらし、季節ごとにちがう風景を見せるといった複合的な効果は人工物にはありません。(たんざわ)