「耳だれ不動」の清掃活動に参加しました。

「耳だれ不動」の清掃活動に参加しました。

2020/12/21

大津市指定文化財の「阿弥陀三尊不動明王磨崖仏」(耳だれ不動)の清掃活動を申し出、12月19日(土)に初めて参加しました。

 

寿長生の郷から車で10分ほど離れた場所(大石富川)に高さ約30m、幅20mの大岩壁に刻まれている「阿弥陀三尊不動明王摩崖仏」という阿弥陀様がいらっしゃるのを御存知でしょうか。俗に「耳だれ不動」と呼ばれ、耳の病人の信仰を集めているそうです。

 

年末に差し掛かった12月19日、管理者である東方寺檀家さんが掃除をされるということを伺い、初めて当社も参加することになりました。というのも、少子高齢化による管理の難しさに直面されており、大変な惨状となっていることを知ったからです。

 

 

この「耳だれ不動」さんは、道からは姿は見えません。上まで行くには、誰もいない山に足を踏み入れ、恐る恐る進まなければいけない状況。途中、朽ちた仮設トイレ、倒木を脇目に、溜まった落ち葉で足元も不安な中、ようやく巨大な大岩に辿り着くことができます。 そこでまたびっくりするのは、大きな「耳だれ不動」さん!ではなく、一昨年の台風19号で倒れた木に押しつぶされた休憩所。倒木は辛うじて撤去されていましたが、無残な状態でした。遠方からも「耳を治したい」と参拝に来られている場所であるのに、何とかできないのかという気持ちで、綺麗にしよう!と立ち上がりました。

 

 

 

 

当日、寒い朝となりましたが、管理者の檀家さん5人、大石観光文化協会さん1人、叶 匠壽庵スタッフ26人が参加をし、総務の方々の手際よい道具の準備や技もあり、2時間ですっかり綺麗になりました。山道を何往復もするといった過酷な作業ではありましたが、終わったあとは全員清々しい顔で写真をパチリ。昨年は新型コロナウイルスで散々な1年でしたが、今年はきっといい方向に風が吹くことを願って!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。