里山のおはなし

里山のおはなし

自然のおはなし

点検日和

2025/11/10

樹木の定期点検です。危ない枝はないか、幹は大丈夫かチェックしていきます。見上げていると首が痛くなるね、なんていいながら、目が行くのは紅・黄葉です。紅いハゼ、黄色いコナラ、飴色はカキノキかな…

古いコナラの切り株、骨と皮だけ残っています。カビや虫、きのこ、バクテリア、幾種もの生きものたちがゆっくり食べ進んでこうなっています。どこがおいしいのかがよくわかりますね。(たんざわ)

山の栗

2025/10/20

猛暑酷暑水不足、厳しい夏だったはずですが、、今年のシバグリいつもより大きくない?入社したばかりのころのようにわくわくしながら拾いました。栗は頭に包丁で切れ込みを入れ、圧力鍋で加熱すると渋皮…

シロオニタケと同じ作業中にみつけたきのこたちです。いちいち軍手外してスマホ出して、、としてしまう、きのこは花みたいなものですね。(たんざわ)

自然の仕業

2025/10/06

柿の葉が2枚、行儀よく並んでいます、自然に。でももしかすると誰かが並べたのかもしれません。郷を歩いていると、ドングリや椿の花や小石が、添えられたり据えられたり並べられたりするのを見ます。人…

防鹿柵 その2

2025/09/08

郷の標高差は約65m、柵の総延長は2km以上。山あり谷あり、崖っぷちやぬた場のようなところがあるのも仕方ありません。これまでは山仕事だから当然、と分け入ってきたのですが、近ごろ気になるのはマダニ…

防鹿柵 その1

2025/09/07

ここ大石で獣害が激しくなったのは20年ほど前のこと。寿長生の郷はもちろん、近隣の田畑でもどんどんどんと防鹿柵が設置されてゆきました。柵は保守点検してなんぼ、穴の空いたザルでは使い物になりませ…

酷暑の散水

2025/08/07

ひどい暑さです。雨もなかなか降らず、葉を縮れさせたり落としたりする草木も出はじめてきました。20年このかた山の木への散水など数えるほどしかしなかったのですが、今年は梅雨明けが早かったこともあ…

いまから15年ほど前、寿長生の郷の林冠(枝葉のいちばん高いところ)の大半を占めていたコナラが、カシノナガキクイムシという甲虫が媒介する菌により150本枯死しました。当時は枯れずに生き残った木もゆ…

今年はベリーの成りがいいと耳にします。同期して郷も豊作です。中でも目を奪われるのはウグイスカグラ。例年一本の木が成らせるのは良くて10個、こんなこと今まであった?という感動があるのです。透明…

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