樹木のがんばり 2024/07/23 梅林にそびえていたクヌギの大木を伐りました。根元が腐り、倒木の危険があったからです。 樹木には、一旦入ってしまった腐朽菌を止めることはできません。腐朽が進むと幹の強度は低下し、いずれ倒れてしまいます。これに抵抗するため、樹木は傷口周りの木部を太らせて耐えます。断面がハートになっているのはそのためです。このハートマークを見つけてもいいことが起きるわけではありませんが、命のがんばりを感じることはできます。(たんざわ) 自然のおはなし 里山仕事のおはなし