昔ながらの炭作りパート4
2021/11/28
朝、蓋を開けて見てみると火は消えているものの窯の温度は温かい。冷めてしまわないうちに急いで着火する。この日は一気に窯の温度を上げ、敷き詰めた「てんなる」に着火させることが目標だ。しかしそんな時、天気予報にはなかった雨が降り出した。雨は炭焼きにとって大敵。わざわざいい天気の週を選んでやっているというのになんたる不運だろうか。しかし不幸中の幸いでそれほど雨は強くない。これならいけると思い、一気に薪をくべて火力を上げる。すると煙突から出る煙の質が変わり、温度が一気に80度まで上がった。「てんなる」に着火した証拠だ。急いで通気口と煙突を残し蓋を全て閉じる。
通気口と煙突を調整しながら煙が落ち着いたところで今日は終了だ。(はやし)