里山のおはなし

里山のおはなし

自然のおはなし

掛け値なしの春の訪れを、郷ではこのひとが謳います。25年前にこの郷でわたしを山野草の世界に引き込んでくれたのもこのひと。といっても実は滋賀県には自生しない域外外来種、前任者が連れてきたのでし…

城州白

2025/03/19

まれにみる開花の遅れでした。この冬それほど寒かった印象はなく、なぜ?と過去の気象データを調べてみました。 推理の結論からいうと、冬の降水量が極端に少なかった、です。以下うんちくです、面倒な方…

遠目にヤマザクラの幹が目につきました。近寄り、そこだけ金色の帯を指でなぞってみます、思わずそうしたくなるものがあります。なんて格好いい、この質感、色模様。それにしてもなぜこんな数センチの帯…

雪の花

2025/02/11

雪の日の楽しみは写真です。魔法は今日きり、明日にも解けてしまうから気持ちははやります。積雪量が少なかったためにこれという獣の足跡(悪い子たちの経路も判明したりして)には出会えませんでしたが…

積雪

2025/02/10

土曜日は2年ぶりの積雪、一晩のうちに郷は大変身、ときどき地表低くを小鳥が羽ばたいていったきり静かな銀世界はどこまでも続くような気がしてきます。 見とれてばかりもいられません。有り難いことに倒…

フウラン

2025/02/06

人に教えられてフウランが着生しているのを知りました。セッコクなら心当たりがありますがフウランをくっつけた覚えはありません。自然にやってきたのでしょうか。白い花がうっとりいい香りなのは知って…

中庭のイロハモミジに種が留まっています。秋に葉とともに飛んでゆくはずものが、風の少ない立地ゆえでしょうか。寒さが足りなかったのかもしれません。枝から離れたプロペラつきの種はウワサどおりクル…

シロモジ

2024/12/03

クロモジの兄弟のようなシロモジ、葉芽は尖って花芽が丸いのもそっくりです。でも葉の形はぜんぜん違って独創的、秋には黄色く変身して、こんな葉っぱほかにありません。数も少なく、もしかすると郷には…

お茶室の庭です。陽のあたり方がほどよく、それぞれの葉の色がきれいに見えます。つい見とれました。(たま)

沢沿いが好きなアブラチャン。名前がいいでしょう?低木らしく樹林下では細い枝をスーっと横に横に伸ばします。 柄に似合わずゴロッと大きな果実も愛嬌があります。先日はオリーブのようなグリーンでした…

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