樹木の病害と多様性

樹木の病害と多様性

2025/07/14

いまから15年ほど前、寿長生の郷の林冠(枝葉のいちばん高いところ)の大半を占めていたコナラが、カシノナガキクイムシという甲虫が媒介する菌により150本枯死しました。当時は枯れずに生き残った木もゆっくりと弱ってゆくので、先日も4本伐採しました。
現在はクビアカツヤカミキリという甲虫がサクラやウメ、モモなどを食害しながら全国に広がり大きな問題となっています。こうしたことを見ると、薪炭林としてコナラばかりの林をつくりその後放置したこと、サクラが良いとしてサクラを大量に植えてきた事が主な要因であることに気づくと同時に、多様性の大切さを改めて感じます。

写真は先日のコナラの伐採前と伐採後、まちがい探しみたいですね(たんざわ)

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