里山のおはなし

里山のおはなし

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おちつばき

2025/12/30

落椿は春の季語だそうですが、白侘助には当たりません。ちなみに郷には200種くらいの椿があります。もう20年以上も前のこと、郷を拓いた二代目が100本あまりの苗木を「大人買い」しはった時、現場の者は…

お金の数え方

2025/12/26

年の瀬、野の花観音さんやお地蔵さんの祠に供えられたお金を集めてまわります。洗って数えると157枚。たぶん置いていった人の数です。2,313円という勘定とはまたちがう世界が見えてきます。今年もこれで…

影絵

2025/12/20

木々のシルエットに、陽が沈みゆく空のグラデーション。ほんとに山は自然の美術館です。ふと立ち止まってしまいます。(たま)

サルトリイバラの実とモミの葉の小さなツリー。山から採ってきたサルトリイバラ。とても可愛かったのでお裾分けしたら、こんなことに! 事務所の玄関を飾ってます。(たま)

郷の柚子園のすぐそばにあるベーカリー&カフェ野坐も冬支度。 素敵なプレゼントを運んできてくれそうな、おめかしした鹿の親子がお出迎え。入り口横のサルトリイバラの木には、パンや包装紙で作られた可…

冬晴れ

2025/12/19

秋の終わりを告げたように里山のふかふかの絨毯となった紅葉たち。空を見上げると、青磁でもない藍でもない、近いと言えば露草の花色に近い青でしょうか。澄んだ空気が気持ちをより凛とさせます。冬支度…

破れ蓮

2025/12/07

破れた蓮と書いて、やれはす。この言葉を知ったとき、すぐさま使いました。ちょっと知識人になった気がして。日本の季語です。ええやん、趣くわあ。(たんざわ)

ヤブムラサキ

2025/12/06

ちいさい紫の実のなる低木=ムラサキシキブ、はちがうのです。枝の上にたくさん固まって実をつけるのはコムラサキ、おそらくいちばん良く目にされています。見栄えがするので人が植えるのです。これより…

フユイチゴ

2025/12/05

まだだなまだだな、今年はないのかな、と思っていたら、はじまっていましたフユイチゴ。でもまだ食べていません、お腹が減っていなかったから。(たんざわ)

センニンソウ

2025/12/04

朝のラジオで、50代か60代か70代だったかのミュージシャンが、自分の身体を“ビンテージ”と表現するのを、いいな、参考にしよう、と思っていたところ。センニンソウ、葉も種も渋くなって味わいがあって、…

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