彼岸入りの土曜日、田んぼの土手にヒガンバナのつぼみが立っていました。今日はもう咲いているかな？こんな自然の知らせが、むかしは農作業の目安になったにちがいありません。訳あって2年間休耕した田ん…

この春ユズ台木に接いだレモンの新芽が、見事シカに喰われてしまった！と村上さんが嘆いていたのは夏のはじめ。そして現在。初めて見たタイプですが、、これも防鹿柵のひとつに違いない。(たんざわ）

郷の標高差は約65m、柵の総延長は2km以上。山あり谷あり、崖っぷちやぬた場のようなところがあるのも仕方ありません。これまでは山仕事だから当然、と分け入ってきたのですが、近ごろ気になるのはマダニ…

ここ大石で獣害が激しくなったのは20年ほど前のこと。寿長生の郷はもちろん、近隣の田畑でもどんどんどんと防鹿柵が設置されてゆきました。柵は保守点検してなんぼ、穴の空いたザルでは使い物になりませ…

心穏堂の横の池ではじめて見る植物、キョウチクトウ科のタチカモメヅルというそうです。湿った草地が生息地ですが、湿地の喪失や除草剤の使用で数を減らしているとのことです。白いノリウツギに絡まって…

もう少し暑さがましだったら、残暑が長引かなければ免れたのかも。村上さんが我が子のように見守っているニホンミツバチの群れのひとつが巣落ちしていました。すぐさま村上さんに110番、もちろん既にご存…

八代池周りのヤブの草刈り、繁茂するススキとワラビの下に潜り込んで進みます（ワラビって2mも伸びるのです）。立ち上がった瞬間目に飛び込んだセンニンソウの花。遠目には白い花が光の反射のように映る…

もしも、と思うのです。この子がもう少し大きかったならぎゅーっと抱きしめるのに。今朝事務所前でひっくり返っていたオオセンチ、肢で必死に空をかいて、いったいどれだけの間そうしていたのか、コンク…

夕方5時の帰り道、9月の花が咲いています。レンズを向けると白に黄色にオレンジに光は揺れてどれが花か葉なのか反射なのか。二十四節気の中でもなぜか白露は特別です。毎年このころ心動く出会いや発見が…

肉食性昆虫のカマキリ、するどい目つき！精悍な出で立ち！の本体とはちがう抜け殻のしどけなさ（頭部は紛失）。カマキリはこんなふうにぶら下がって脱皮するものなのですね。(たんざわ）