里山のおはなし

里山のおはなし

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朝のツユクサ

2025/08/18

一日花のツユクサを朝に撮るのは初めてかもしれません。まだ開きたての傷ひとつない姿です。新しくみずみずしい命を目にすると、祝福という言葉が浮かびます。(たんざわ)

きれいな落とし物です。生きものたちが活発ないま、セミや甲虫、いろんな生きものの亡骸をよく目にします。体はこの世のもの、こんな風に生ききって、きれいに置いていけたらと誰もが思うのではないかな…

酷暑の散水

2025/08/07

ひどい暑さです。雨もなかなか降らず、葉を縮れさせたり落としたりする草木も出はじめてきました。20年このかた山の木への散水など数えるほどしかしなかったのですが、今年は梅雨明けが早かったこともあ…

まどろみ

2025/08/07

お目々がとろんのアマガエル。酷暑・渇水の続く今日このごろ、山野草セルフ販売所に安息の地を見つけたようです。おどかさないからね、と散水するこちらの気づかいなどどこ吹く風、とろとろとまぶたは落…

来郷くださった方が「森」と表現されるように、寿長生の郷は半分以上が樹林です。40周年を迎えたいま、その樹木たちの枯れ枝や腐朽が目立つようになりました。落枝や倒木で事故が起こっては大変なので、…

ニイニイゼミ

2025/07/29

川沿いの草刈り、小ぶりの泥をまとった独特の抜け殻で、ニイニイゼミだとすぐにわかります。このあとも続けて見つけました。地下の湿った場所で子供時代を過ごすそうです。(たんざわ)

ナミアゲハ

2025/07/28

一方は逃げ一方は追う、必死です。追っているのは当然オス、と思いましたが念のために調べてみると、、逆でした。ではなぜ?虫のプロフェッショナルに伺うと-保留中-ご教授いただけました。やはりオス…

おー知らなんだ、そんな高いところにへばりついてたの。手を伸ばして背伸びして、ハイポーズ!この場所ではずいぶん前にもシュレーゲルがいて写真をとりました。後ろ姿のお尻がたまらなくかわいかった。…

ユウスゲ

2025/07/23

日の暮れるころ、やっとこさ野の花みちへ。草むらの中から夏の花が首をあげています。銘々がここだよ、ここだよ、とオレンジや白や赤や紫色の印をかざすなか、ユウスゲは薄っすらと何も語らず揺れていま…

サギソウ

2025/07/23

ここだったか~、やっぱりここだったか~と感慨もひとしお、ついにサギソウが活着してくれました。実をいえば「やっぱり」ではありません。この数年、販売所で売れ残った球根をここは?あそこは?と手探…

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