ユウスゲ 2025/07/23 日の暮れるころ、やっとこさ野の花みちへ。草むらの中から夏の花が首をあげています。銘々がここだよ、ここだよ、とオレンジや白や赤や紫色の印をかざすなか、ユウスゲは薄っすらと何も語らず揺れていま…
サギソウ 2025/07/23 ここだったか~、やっぱりここだったか~と感慨もひとしお、ついにサギソウが活着してくれました。実をいえば「やっぱり」ではありません。この数年、販売所で売れ残った球根をここは?あそこは?と手探…
露茜/つゆあかね 2025/07/14 郷の梅といえば城州白!に埋もれてあまり知られていないかもしれませんが、露茜という赤い梅も育てています。ヤギの向かいの山椒畑の奥の辺り。この露茜は、叶匠壽庵の標野というゼリー菓子の着色にも使…
樹木の病害と多様性 2025/07/14 いまから15年ほど前、寿長生の郷の林冠(枝葉のいちばん高いところ)の大半を占めていたコナラが、カシノナガキクイムシという甲虫が媒介する菌により150本枯死しました。当時は枯れずに生き残った木もゆ…
虹色トカゲ 2025/07/03 また会いましたね~と心の中でご挨拶。 ちょうど1ヶ月前に会ってジーッと見つめ合ってからささっとどこかへ行かれたニホントカゲ。前よりからだがふくよかになったようだけど、艶やかで綺麗な青色にまた…
ウツボグサ 2025/07/03 名の由来は、武士が弓矢を入れて背負う道具「靫/うつぼ」に似ているから、といわれても。むしろ怖い顔をした魚の顔が浮かびます。いずれにしても物騒なウツボ・うつぼ。そんな名前とは関係なく、毎年6月…
茶色と緑のナナフシ 2025/07/02 草を刈っていると地面を這う茶色のナナフシ。コソコソと逃げていくの、ちょっと待って!引き戻してパチリ、案外足は早いのです。次に剪定していると今度は緑色、なんだかラッキー!ナナフシの体色は生ま…
野坐テラスのガクアジサイ 2025/07/01 ガクアジサイは海岸の崖っぷちが本来の居場所というのだから、大石龍門の里山にあるのは人が好んで植えたに違いない。そのとおりで、5年ほど前に植えたのが見れるようになってきました。これからは剪定が…
ノカンゾウ 2025/06/30 うおおお、と思わずうなっちゃう、ノカンゾウ、夏の花、もうこんなことになっていたか。キキョウも見えます。一週間も留守をすればこのとおり、野の花みちは大きく呼吸しながら季節を呼び込んでいます。…